短期入所施設の概要
短期入所施設の概要
高齢者用の短期入所施設とは65歳以上で家族の介護者の疾病などの理由により、在宅介護が一時的に困難となった人や短期入所生活介護を利用する在宅の要介護者に対し、短期間入所や養護を行う施設です。一般に「ショートステイ」と呼ばれ、入浴や食事など日常生活上の世話や機能訓練を行います。
特定施設
短期入所施設は特定施設に該当します。「特定施設」は、厚生労働省が決めた介護保険法の基準(人員基準・設備基準・運営基準)を満たすものとして都道府県や市区町村に届け出し、事業指定を受ける必要のある介護施設です。
短期入所施設の法規
短期入所施設の建築は建築基準法と老人福祉法に沿って設計する必要があります。
建築基準法とは、私たちの生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、建築物を建てる上で基本となる法律です。
老人福祉法とは、高齢者福祉を担当する機関や施設、事業に関するルールについて定めた法律です。
その他にも消防法など様々な法規によって建築計画を立てる必要があります。