介護医療院の概要
介護医療院の概要
介護医療院とは、医療的ケアが充実しており、長期に渡る療養にも対応することのできる施設です。基本的に要介護者向けの介護施設で、日常生活の身体介助に加えて医療ケアや生活支援も重視しているので、多くの高齢者の生活をサポートする施設です。
介護医療院は「要介護1~5」までの介護認定を受けている方が対象です。要介護認定は、基本的に65歳以上を対象としていますが特定疾病を抱えている64歳以下の方でも要介護認定の申請が可能です。
特定施設
介護医療院は特定施設に該当します。「特定施設」は、厚生労働省が決めた介護保険法の基準(人員基準・設備基準・運営基準)を満たすものとして都道府県や市区町村に届け出し、事業指定を受ける必要のある介護施設です。
介護医療院の法規
介護医療院の建築は建築基準法と老人福祉法に沿って設計する必要があります。建築基準法とは、私たちの生命・健康・財産の保護のため、建築物の敷地・設備・構造・用途についてその最低基準を定めた、建築物を建てる上で基本となる法律です。
老人福祉法とは、高齢者福祉を担当する機関や施設、事業に関するルールについて定めた法律です。その他にも消防法など様々な法規によって建築計画を立てる必要があります。