人手が少なくても運営しやすい特別養護老人ホームにするために設計段階でできる事
こんにちは。
介護福祉施設設計.com は地元愛媛県・香川県で介護福祉施設の老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などの高齢者施設の建築設計やリノベーションなどの設計業務を行っている建築設計事務所です。
今回は、特別養護老人ホームにおける人手不足に対応する設計のポイントを事例をもとに解説いたします。
特別養護老人ホームは、昨今の高齢化の流れもあり、入居者は増加しているものの、働き手が足りないという状況の施設が多いです。
当社が特別養護老人ホームを設計した際に、下記のように、人手が少なくても運営をしやすくする工夫をしました。
一般的に人手不足への対応として、
- ナースコールがスマホで見れる
- カメラで入居者の様子が見れる
- 施設内で調理をせずに、サービスを利用する
- カルテの電子化
- スマホの内線化
などの方法があります。
設計段階で考慮できることは、上記のような対応をとりやすくしたり、看護師の方が入居者様の世話をしやすくする動線や部屋の配置を設計することにあります。
一般的には、視認性の高い廊下配置や、ナースステーションから各部屋へアクセスがしやすい部屋配置や動線設計があります。
他にも、当社で設計した事例では、
インターネットなどを活用した業務をできるようにするため、Wi-FiのAPの設置場所など、考慮して設計を行ったり、ニュークックチルを採用することにより施設内で最小限の調理となり、当日朝のスタッフの作業が少なくなったり、必要最低限の調理機器しか必要なくなることから、時間やスペースを有効活用するなどの設計をしました。
介護福祉施設設計.com は愛媛県、香川県を中心に四国全域で介護福祉施設の建築設計をサポートしています。
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