弊社は平成28年7月末をもって株式会社設立50周年（創業62年）を迎えました。これもひとえに多くのお客様、地域の方々お支えいただいてのことと、心より御礼申し上げます。この間、地域に根ざした総合設計事務所として、官民を問わず様々な用途の建築設計を手がけ、近年では関心の高い耐震関連業務も数多く取り組んできました。

建築を“事業の場”と捉え、しっかりとした構造付けと利用者のニーズを満たす機能付けを行うと共に、地域環境を形成する重要な要素の一つとして、まちづくりに貢献する建物づくりをめざしています。

建築におきましても、近年、エコロジー、ユニバーサルデザイン、バリアフリー、防災・防犯といったキーワードで語られることが増えてきました。また、建築士法の改正や昨今の建築に関わる社会的問題等からも、厳格なコンプライアンスや説明責任など設計事務所に求められる社会的責任はいっそう重大になってきました。

これまでの信頼と実績を礎に、お客様と社会のニーズに応えるべく、100周年をめざして日々新たなチャレンジを続けていく所存ですので、今後とも倍旧のご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
正岡 秀樹

設計部　Y.I

老人ホーム・福祉施設を設計する際には入所者と介護スタッフの特性を理解し、それぞれが快適に過ごせる施設を目指すことが大切です。

介護施設は高齢者の日常生活をサポートする施設であり、日照や通風、防犯性、適切な設備計画など使う人に優しい空間を必要とします。

介護スタッフの環境に配慮し、使いやすくする工夫をすることで働く人たちの立場に立ったご提案をします。

設計部　M.K

今回のコロナ感染により、福祉や保育、介護事業は、緊急事態においても仕事や営業を支え、経済活動などを維持することと、利用者と家族の命や暮らしを守り継続が必須とされる社会的役割を担うべき施設であるということを実感させられました。また、福祉事業所で働く職員は、業務内容が対人援助を主とするものであるため、業務自体を在宅勤務やテレワー　クなどに切り替えることが難しいものであることも改めてわかりました。

社会全体の働き方が大きく変わろうとしていく今、施設の室内環境や設備計画が重要視されていくと感じています。意匠・構造と連携して、職員の作業環境や職員・利用者の感染対策等様々なご要望や諸条件を協議・ご提案し、より良い施設づくりをさせていただきます。

監理部　H.M

介護施設の工事監理を行う上での心がけていることは、お客様の要望に沿った設計であるか確認して工事を進めていきます。また使用用途にあった機器の選定が出来ているか注意して弊社ではその都度施主を交えた会議を行い細かく確認作業を行います。また新たな要望事項にも今までの経験を生かした助言等を行いより良いものが出来る様に早急に対応しております。

また、各工程にて間違いの無い様、現場検査を行い細心の注意払った監理を進めておりお客様の満足のいくものを引き渡す事の出来るよう工事監理に努めております。

お客様には介護施設の施工監理実績を踏まえて適切な助言と納得のいく建物を引き渡す事、また引き渡した後についても相談、メンテナンスの助言等を十分に誠心誠意対応して末永いお付き合いを心がけております。